総トン数200トン以上のタンカーには油濁防止管理者を選任することが義務付けられています。油濁防止管理者とは、油などを船舶で輸送する際、事故による流出などで海洋汚染を防止するために船長を補佐する専門家です。
■試験の概要■
◆年齢制限・・・不問
◆実務経験・・・必要
◆受講資格
船舶職員法第4条による海技従事者の免許を受けている者で、油濁防止管理者として地方運輸局長の認定を希望する者
選任資格
・船舶職員法に定める海技従事者の免許を受けていること
・タンカーに乗り組み、油の取り扱い関連作業に1年以上従事した経験を有する。また同等以上の能力を有すると地方運輸局長から認定されている。
◆講習内容
・法規(海洋汚染、海上災害の防止関連法律など)
・業務管理手法(油記録簿、貨物油の積み込みなど)
・大量の排出時の処置(通報、応急措置関連)
◆受験料
無料 |
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