防火管理者とは、防火管理体制を確立して、防火設備の管理と運営に従事する職業です。
この資格の講習は全国の市町村などで年1回以上行われ、区分に応じ甲種と乙種があります。
防火管理者の業務内容には、消防計画の作成、消火通報と避難訓練の実地、火気の使用や取り扱いの監督、消防用設備等の点検整備など、他にも防火管理上必要な業務を行います。
■試験の概要■
◆年齢制限・・・不問
◆実務経験・・・必要
◆受講資格
甲種
・甲種防火管理講習課程に該当する者
・大学、短大高専で総務大臣指定の防火に関する学科や課程を修めた卒業者で、1年以上の実務経験者
・市町村消防職員で、管理、監督の職に1年以上従事した者
・上記に準ずる者で、総務省令で定める、防火管理者として必要な学識経験を有すると認められる者
乙種
・乙種防火管理講習課程修了者
・甲種の条件に掲げる者
◆講習内容
・防火管理の重要性・火気管理・施設設備維持管理・訓練教育・消防計画・防火管理者責務・共同防火管理
◆受験料
33000円 |
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