建築士は、建築物の設計と、その設計通りに工事が行われているかを監理する施工監理をする技術者の資格です。そして設計できる建物の制限によって1級建築士、2級建築士、木造建築士に分かれています。
2級建築士は、学校、病院、デパート、劇場、公会堂などで延べ床面積500uを超える建物以外の建築物の設計、工事監督を都道府県知事の免許を受け業務を行うことができます。
試験は「学科試験」と「設計製図の試験」が行われますが、「設計製図の試験」は「学科試験」に合格しなければ受験できません、建築設計事務所や建築会社などに就職、転職する際には有利な資格です。
■試験の概要■
◆年齢制限・・・無し
◆実務経験・・・必要
◆受験資格
・大学、専門学校(短大含む)建築課程卒業者
・大学、専門学校(短大含む)土木課程卒業者で、1年以上の1年以上の者
・高等学校の建築課程、土木課程卒業者で実務経験3年以上の者
・建築関係の実務経験7年以上の者
・都道府県知事が上記以外に認める者
◆試験内容
学科・建築計画、建築施工、建築法規、建築構造
実技・設計製図、(学科合格者のみ)
※学科合格者は、その年の設計製図試験に不合格でも、翌年、翌々年の学科試験が免除
◆受験料・・・15100円
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